のんほいパーク 2016年9月 |
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2016年 09月 27日
2016年9月17日(土)はマーラの5歳のお誕生日でした(*^^*) のんほいパークのブログにはお誕生日会の様子が沢山アップされています。 また、多くのお客様がお祝いに集まったようですね。。。 誕生して1年と少しで寝たきりとなってしまったマーラ。 その後約4年程はのんほいパークのブログでアップされている横になっているマーラ、プールでのリハビリ中の様子を見ることしかできません。 午前中に行われるプールでのリハビリ時は放飼場側のドアを解放してくれているため、場合によっては少し見えるようですが、近くで見られないことはとても寂しいですね。 それでも沢山の方がマーラを気にかけられているのが嬉しいですね。。。 人間はゾウさんの辛く、悲しい現実に手で目を覆うことができます。 またその現実を直視することを避けるため「行かない」という選択もできます。 でも、一番辛いのは、その様子を見る人間ではなく、その状況下で暮らすゾウさんの方です。 寝たきりの中でも一応元気なようですが、体重は1tまでいってないようです。 内臓に負担のかからないように体重のコントロールをされているのだと思いますが、お誕生日の時は好きな物が食べられたようで、普段とは違う刺激があって、良かったと思います。 お母さんのアーシャーは現在第二子出産にむけ市原ぞうの国で過ごしています。 のんほいパークにはマーラの他、お父さんのダーナしかいません。 外(放飼場)にいるのもダーナだけ。。。 私が行った日はお天気も良くなかったというのもありますが、マーラ用に増設されたゾウ舎もあるため、なんとなくガランとした寂しい感じがします。
お父さんダーナは・・・ 指示していることができると、「ダーナ、良いよー」って沢山褒めてもらえます。(笑) そしてご褒美も。 東京都にある多摩動物公園でも同じように壁があり、ターゲットトレーニングをして、その最中は継続的に食べ物が与えられています。 飼育員さんたちは、意思疎通を図るため、病気や怪我をした時の治療をするため、健康診断をするため等々様々な理由があってこのトレーニングをしています。 それでも私はそういった理由より、途中のおやつ時間として(笑)良いものだと思っています(*^^*) 多摩動物公園では、治療をする時のため、消毒液の匂いになれさせるために、トレーニング中に消毒液を浸したガーゼのようなもので耳の裏をふいていたります。 いたって健康で、食べ物も与えられる時はすんなりできても、実際怪我をした時には激しい痛みを伴います。 壁を隔ててもしっかり治療ができるのでしょうか・・・。 色んな意味で、直接飼育でないゾウさんたちは特に、病気や怪我のないように・・・。 不思議なことに、ダーナは行った時、最初に会った時には意識してくれているような気がする瞬間があります。 今回はターゲットトレーニングというタイミングだったので感じられず、またトレーニングが終了すると、扉の閉まったゾウ舎の前~水飲み場までの往復をし続けます。(胸痛) 往復を続けている時には、感情をあまり感じ取れないですし、名前を呼んでもいつものような雰囲気もありません。(=シカトです。笑) どうしたら意識させることができるかな?と、水飲み場へ向かう途中(=顔がこちらに向いているタイミング)で、ダーヤに向かって腕を伸ばしてみたら止まりました。(爆笑)視線も私の手に向けます。 何もないことが分かると普通にまた往復を続けましたが・・・。 何かもらえると思ったのでしょうか?(笑) のんほいパークではお客様がゾウさんたちに食べ物をあげることは基本的にできません。 そのため、私もダーナやマーラ、(アーシャーにはぞうの国であげましたが。笑)には食べ物をあげたことがありません。 初めて会いに行った時、まだ柵が今のような状態ではなく(ダーナのゾウ舎も割と最近新築されたのです)、鼻を伸ばしてきてくれたので(驚)、私もできるだけ伸ばしてみました。 もちろん、どんなに頑張っても触ることのできる距離ではないのですが、今よりかは断然近かったです。 野生のゾウさんには刺激より人工的なものや人間から離れて安全・安定が一番かもしれませんが、飼育されているゾウさんたちには信頼できる人から美味しいものをもらったり、夏には体を洗ってもらったり、水をかけてもらったり良い刺激が沢山与えられますように。。。
by Hank_Hank
| 2016-09-27 00:00
| のんほいパーク
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