タイトルの「市原ぞうの国 ○年○月 アーシャー」もこれが最後になりました。
2015年10月21日に愛知県の「のんほいパーク」から出産と育児をするために市原ぞうの国に来たアーシャー。
(2015年10月)
のんほいパークで既に会っていたとはいえ、ぞうの国できっと、今までとは違ったアーシャーが見れると、またバナナやニンジンをあげることを楽しみにしていました。
アーシャーに驚かされた出来事として、特に印象に残っていることは、竹を使って食べ物を引き寄せようとしたこと(2015年12月)です。
今までどのゾウさんでもその行動を見たことがなく、行動の意味を理解した時にはとても驚きました。
何かで読んだ、ゾウさんの行動を研究している人の実験では、そうした道具を使って食べ物を引き寄せることをしなかった、という結果が出たようですが、その時アーシャーは途中でゾウ使いさんの指示で中止させられたため、成功はしませんでしたが、竹を使って引き寄せる選択をした、ということでは、やはりゾウさんでもそれぞれ違うのだな、と、またゾウさんの知能の高さを改めて感じました。
それはまた、ぞうの国のように、いつもゾウ使いさんと一緒にいるゾウさんでは、既にゾウ使いさんから教わった等の可能性があるため、自発的にそうした行動をとったという判断はなかなかしにくいところもあるでしょうから。
アーシャーが愛知県に戻ることへの寂しさは、ラージャ元気君のそばにいて欲しい、距離的に会える頻度が少なくなるからだけでなく、こうしたことも理由の1つかも、しれません。
そして、2016年10月27日、男の子の赤ちゃん【ラージャ元気】君を出産しました。
育児、できませんでしたが、アーシャーもラージャ元気君も無事で何よりでした。
ラージャ元気君は代理母をたてることもなく、ぞうの国では初の人工飼育をすることになりました。
園長はショーの中で、「全国の動物園に、ゾウさんを出産させる時にはヤギ(=ヤギミルク)を沢山用意すること」と言われているようです。
確かにタイではヤギミルクを与えているようですが、どれほど良い影響(健康的に育った例)があるのか不明でしたが、今回は人工飼育(ヤギミルク)で育児する方法を選択されたことから、よほど確率的に高く、自信があるようですね。
ラージャ元気君が元気に育つと分かって安心しました。。。
それでも、ぞうの国だった場合には、仲間となるゾウさんたちが沢山いるから、人工飼育で健康的に育つことが出来れば、環境から刺激や良い影響を沢山受けることができる(補える)ため、どちらの面でも良いのでしょうけど・・・。
そして・・・ヤギ(=山羊)さん。。。
(ネットから画像を拝借・・・)
大人のヤギさんが、誕生時のゾウさんくらいの大きさ(背)で・・・体格が全く違うのに、どうしてヤギさんのミルクで大丈夫なのーーーー!?(ずっと疑問。笑)
そこで、「やぎ乳」と「牛乳」で成分比較してみました。(笑)
単純に比較できないとは思いますし、同じサイトなのに、栄養成分表がヤギ乳が100ml時、牛乳が200ml時と面倒な違いがあり(笑)・・・これまた単純に倍にした数値なので、ほとんどなんの当てにもならないかもですが、「やぎ乳」が「牛乳」に勝っている成分を3つ書き出してみました。
【やぎ乳】
カルシウム(Ca)―120mg(200ml:240mg)
マグネシウム(Mg)―12mg(200ml:24mg)
カリウム(K)―220mg(200ml:440mg)
【牛乳】
カルシウム(Ca)―226.6mg
マグネシウム(Mg)―20.6mg
カリウム(K)―309mg
「やぎ乳」・・・牛乳よりカルシウム多い!
カリウムも100mg以上多いですね。。。
カリウムの生理作用
・心臓機能、筋肉機能を調整する
・細胞内液の浸透圧が一定に保たれるように調整する
と、ネットに出ていました。(笑)
ちなみに、人間の体でカリウムが不足すると・・・
脱力感や吐き気の他、食欲不振などを引き起こすことがあるようです。更に精神面では、無関心、不安感、イライラの要因になり、精神的に不安定になりやすくなるようです。
ちなみのちなみに(笑)、カリウムを含む主な食品
ほうれん草、小麦胚芽、アーモンド、干しぶどう、パセリ、ピーナッツ、にんにく、じゃがいも、とありました。
イライラした方が近くにいらっしゃったら、そっとニンニクをあげて下さい。(←なぜ!?選択に悪意がある!笑)
と、アーシャーから話がだいぶそれてしまいました!(笑)
最後くらいは・・・逆光で顔が見えないものではなく(苦笑)、ちゃんと映っているもので。。。
またね。今度はのんほいパークで、だね。。。